某国では持っていたが いろいろあって日本には持って帰ってこなかった。
と、ゆーワケで教習所に通う事を決断。
ROUND
1
教習所選び
まずは家から一番近い教習所を見てみた。
感想。
ショボい…
次に隣市の教習所2ヶ所に行ってみた。
設備もいいし、コースも広くて良かったが、遠いので却下。
結局、通いやすさで近くの教習所に決定!
しかし、この教習所は商売やる気ぜんぜんナシ。
まずは到着すると、駐車場がありそうもない。建物の脇にバイクが停められるスペースがあるだけ。
ちょうど送迎バスが停まってたので、ドライバーに
『駐車場どこですか?』
と尋ねると、
おっちゃん : あっち
『あっち』って… やる気ナシ!
こんなオヤジが『最近の若いモンは…』とか言うんだよな。(俺も若くはないが…)
てめーの態度から治せ!!
頭に来たからバイク用の駐車スペースに車突っ込んで受け付けに向かった。
免許は外国でしか取ったことがない…
生まれて初めての教習所でちょっとドキドキ。
spiff : バイクの免許を取りたいんですけど。
受付のヤンキーねえちゃん : じゃあ申込書を書いて下さい。
えっ、説明も何もナシかよっ!
とりあえず申込書を書いて受け付けに向かうと、さっきのねえちゃんが無愛想に、機械的に、さらに超早口で 説明をしていたが、半分も分からず分納金¥43,470也を支払い、教本をもらっておしまい。
ねえちゃん : 水、金、日曜日の朝8時30分からの入校式に来て下さい。
入校式って何だ???
ってか、朝早ぇよっ!
その上月曜が定休日って何だよっ!
東京の某教習所なんか年中無休、早朝、ナイターまでやってんじゃん!
spiff : ここって駐車場あるんですか?
ねえちゃん : コースの脇の道に停めて下さい。
教習所が路駐させるのかよっ!
だんだん不安になってきた…
ROUND
2
朝8:30から
入校式
のはずだったが、きのうの夜は飲み会で家に帰ったのが朝4時。
朝、携帯のアラームで目を覚ましたら
8:30!
ダメじゃん
どうやら酔っ払って入校式の時間にアラームをセットしていたらしい…
どこでもドアでも使うつもりだったのか?
まあ、入校式は予約不要で水、金、日曜日に随時行っているようだから水曜日に仕切り直しだ。
教訓 : 教習前日の酒飲みは程々にしましょう。
ROUND
2(再)
仕切直しの
入校式
平日を選んだだけあって、全部で8名。内、自動二輪は3名。車の5名は20歳前後のごく普通の若者達。
バイクの、自分以外の2名はやはり若い女性が、金髪&ジャージ&サンダル姿!
レディースかよっ!
恐いからなるべく目を合わせないようにして開始を待ってると、挙動不審なおっちゃんが入室。
おっちゃん : 『私が当校校長の○○です』
まじっ?
担当者が来るまでの15分くらいの間、何か話してたが、声が小さくてよく聞こえない。
そんなしゃべり方でよく校長なんかやってられんなぁ!
朝早かったのもあり、睡魔と格闘しながら必死に聞いてるフリをした。
その後、適性検査が始まったが、
教官 : 『筆記用具以外は椅子の上に置いて下さい』
筆記用具?ないぞ。
spiff : 『筆記用具貸して下さい』
教官 : 『えっ、持ってこなかったの?』
聞いてねぇよっ!
だいたい入校式の案内もA4を半分に切った、何十回もコピーしてかすれた紙だし、 何にも書いてなかったじゃねぇかよ!
必要最低限なことぐらい伝えろよっ!
(もしかしたら、あのマシンガンのような説明で言ってたのかも知れない…)
入校式(説明&適性検査)が終わるとその日中に教習の予約を入れられるということで受付へ。
そこにも朝の時間にはとても似合わない派手なメイクと髪のお姉ちゃんが座っていた。
お姉ちゃん : 『今日の予約は3:20からです
次の予約は教習終了時に入れて下さい』
spiff : 『後日、電話で入れてもいいですか?』
お姉ちゃん : 『電話では原則的に受け付けてません』
spiff : 『えっ、じゃあインターネットとかもないんですか?』
お姉ちゃん : 『もちろんありません』
spiff : 『じゃあ、予定が分からない時はとうするんですか??』
お姉ちゃん : 『あぁ、どうしましょう?』
どうしましょうじゃあねぇよ!
ちゃんと質問に答えろっ!
こいつも全くやる気ナシ!
諦めて残りの支払い¥57,120を払って支払いはおしまい。
これで教習がスタート出来る。
ますます不安になってきた…
ROUND
3
教習第1日目
入校式と同じ日の午後に教習を予約した。
前半はバイクの説明。
教官 : 『クラッチって分かる?』
生徒A : 『ギアを上げるヤツ』
spiff : 『………』
まあ、そりゃそうだけどねぇ (^-^;
教官 : 『このチョークって分かる?』
spiff : 『黒板に書く…』
教官 : 『………』
spiff : 『冗談ですよ。キャブの…』
楽しくやろうよ!
他にも、前後のブレーキ、エンジンのかけ方、切り方、サイドスタンド、センタースタンドのかけ方、などなど。
引き起こしは、一緒に教習を受けてた子が結局最後まで自力で起こせなかったが、普通に終わった。
それでいいのか?
タイヤバリアに向かってクラッチをつなぐ練習、直線で走り出しの練習、シフトアップの練習、カーブの練習。
そんな感じで進んでいくと、教官の後ろについてコースの外周をグルグル回って走った。 走りになれてきたところで、8の字走行。前の子が超低速で走ってたのでふらついてしまった。 その後、S字、クランクを何度も走って今日の教習はおしまい。
教官 : 『次回の教習はシュミレーターです』
『シミュレーター○』だろっ、
『シュミレーター×』じゃあねえよ!
この教官、他にも、
『バーっと、グワーンっと、スコーンと、グイっと、ダーっと、…』
おまえは長嶋茂雄かっ!
今日は停まってばっかでクラッチ握る左手が疲れた…
ヘルメットも久しぶりにかぶったから首も疲れた。
受付に向かって、次回の予約を入れると、ポスターサイズの予約台帳を開いて鉛筆で手書き記入してる!
超アナログじゃん!
これじゃあインターネット予約なんて10年先まで不可能だろうなぁ…
ROUND 4
教習第2日目
1週間開いての教習。 前半はシミュレーターでの教習。 決して
『シュミレーター×』ではない!
まず、教室にはいると、踵の所にサイズがペンで書いてある上履きが! そう、白くてつま先が青とか赤のゴムで覆われてて、足の甲にゴムが入ってるヤツ!
ここは小学校かっ!
2輪車のマシンは1台だけで、その側には4輪のマシンが4台置いてあった。 まるでゲーセンの『リッジレーサー』みたいなレースゲームのようだ。 100円入れるスロットはない。 しかし、
そぉ〜とぉ〜古い!
ハンドルとシフトレバーが20年くらい前の車に付いてるようなヤツで、画面が15インチくらいの異様に湾曲してるヤツ。
ペダル類もゴムがすり減ってる。
こんな古いシミュレーターがあったんだねぇ〜
2輪のマシンはそれなりに新しそうで、液晶大画面にカクカクのCGの景色が映っていた。 乗ってみると、やっぱり実車とは全然違う…
エンジンをかけるときにクラッチを握ると、
教官 : 『操作はアクセルだけでいいですよ』
spiff : 『はい』
教官 : 『でも、乗るときはちゃんと後方確認して下さい』
spiff : 『はい…』
中途半端過ぎやしないかっ?
壁見てどうする?
まずは練習コースで曲がる感覚をつかむ。
普通の感覚で曲がると、早すぎて手前でコースアウトする。
教官 : 『前に出過ぎたと思うくらいで曲がって下さい』
ちゃんと曲がれた!
でも曲がるのにハンドルをグイッと曲げるのって何か変な感覚…
次はRの違うカーブを走る。R100、80、60、40。スピードも40km/hと60km/hの固定。
60km/hでR40を曲がると対向車線に飛び出して、コースアウトギリギリで曲がる。 次は80km/hで同じコースを走るが、R40ではアウト側に吹っ飛んで転倒。
教官 : 『今度は車体をバンクさせて曲がって下さい』
バンクすると曲がれるのだが、これこそゲーセンのマシン!
ハングオンって知ってる人いる?
『うおりゃっ!』ってくらい思いっきり倒さないとバンクしない。
ゲーセンみたいにフロアに足着いてバンクしたろか?と思った…
戻すときも『うおりゃっ!』
戻すと、反動で反対側に傾くからその後は微妙に蛇行する。
危ねぇよ!
この辺は、カーブのきつさとスピードの関係を覚えてもらいたかったのだろうが、教官からは何の説明もナシ。
それでいいのか?説明しろよっ!
最後に直線を走ると、対向車にトラックが走ってきて、すれ違うと風圧でぶれる。
そのあとに橋を渡るとやっぱり横風でぶれる。
それに耐えて直進するとシミュレーター教習はおしまい。
後半は実車で教習。
夕方6時からなのでもうすでに暗くて寒い。
約5分間のウォームアップ走行を終えて、教官のあとについて コースをグルグル回る。
直線、クランク、S字といろいろ走ったあとに8の字コースに入る。
ここでバランスの取り方をいろいろ聞く。
それでステップに立ち上がった体勢、左手を放した状態での走行。
微妙なアクセルワークでふらついていたら一緒に教習を受けていたおっちゃんが目の前で転倒! 左手を放した瞬間バランスを崩して縁石に一直線!
ぴったりくっついて走っていたので巻き込まれそうになった。
教官 : 『車間は開けて走ってね』
spiff : 『はい…』
そっちかよ! ってか、転けたおっちゃんの心配してやれよっ!
この後はスラロームの練習をして今日の教習はおしまい。
この時間が最終教習だったようで、2輪、4輪の片付けが早い早い!
4輪はタイヤ鳴らしながら車庫入れしてるし、2輪の車庫のシャッターは自分たちが入れるところ以外はすでに閉められてる。
コースの照明はばんばん消される、
事務所でも次回の予約を殴り書きしてる。
早く帰りたいのは分かるけどねぇ…
今回も例のポスターサイズの予約台帳に鉛筆で記入しもらって終了。
ROUND
5
教習第3日目
気象庁は29日、四国太平洋側から近畿、東日本、北海道の広い範囲に大雨に関する情報を出した。 四国南海上に停滞している前線の活動が、気圧の谷の接近により活発化するため。 (中略)
東海・関東地方の雨は、30日未明から激しさを増し、1日まで断続的に降るという。 場所によっては、1時間に50〜70ミリの非常に激しい雷雨になる恐れがあり、気象庁は警戒を呼び掛けている。
大雨かよっ!
朝起きると、予報通りの大雨で
『こりゃキャンセルかなぁ?』
と思った。 ところが昼過ぎには小降りになり、2時半には止んで青空も見え始めた! ラッキー!! 教習所に着くとやっぱり路面は濡れていた。
それどころか、水たまりだらけ!水はけ悪すぎじゃん
まあ、降ってないだけよしとしよう。
前半は低速走行の練習。ひたすら教官の後についてクランク、S字、などを走行。
教官 : 『じゃあこのクランクを何度も走って』
2速、半クラッチ多用で左手が疲れてくる。気が付くと、教官の姿が見あたらない。
放置プレイかよっ!
しばらくすると教官が戻ってきて、今度は急制動の練習。
ところが、雨の後で路面が濡れてて滑る滑る!
後輪がすぐロックして緩めるとラインをオーバー。
その上、ブレーキ地点のすぐ脇に照明の柱があって圧迫感がある。
こんな狭いとこに40km/hでっ込んでくのはやっぱ恐い。
スラロームの練習。
まずはパイロンではなく、外周を使って教官について右に左にバイクを振る。
端から見ればまるで珍走団…
パラリラパラリラ〜
後半が始まり、パイロンの間のスラロームと一本橋の練習。
一本橋の停止線で止まると、やっぱりみんな停まる場所だけあって舗装が低くへこんでる。 ラインで停まって、足を付くと、
バシャッ!って、水たまりじゃん!
前半の超低速走行で左手が疲れてたから、一本橋をアクセルとリアブレーキだけで走ってると、
教官 : 『ちゃんとクラッチも使って!』
なんだ、よく見てるじゃん。
一通り練習が終わると、課題のCコースってヤツを走った。
S字、急制動、クランク、8の字半分、坂道発進、スラローム、一本橋の順番だ。
教官 : 『覚えましたね?』
spiff : 『え…』
1回で覚えろってか?
次回はこの課題コースを練習するらしい。 今回も例のポスターサイズの予約台帳に鉛筆で記入しもらって終了。
車に乗って走り出したらまた雨が降り始めた!今日は天気にツイてたなぁ!
ROUND
6
教習第4日目
なんか、教習所通いは天気に恵まれてる。
金曜日の夜まで土日の天気は雨だったけど、 土曜日の午後には雨マークがなくなってた。今日になると青空が見えるほどのいい天気。
しかし、今日の教習の予約は1時と4時に分かれてしまい、連続で取ることが出来なかった。 空き時間が長いなぁ
前半。
前回に続いて急制動、スラローム、一本橋の練習をする。
急制動は前回と違って路面が 濡れてなかったので後輪ロックしないでしっかり停まることが出来た。
教官 : 『急制動の時はシフトダウンしなくていいですよ』
spiff : 『はい…』
無意識のうちにクセでシフトダウンしてるんだよね。
まぁ、いいや!
スラロームは前回と同じように外周を3台続いて
『パラリラパラリラ〜』
と練習した後、 パイロンの立ってるスラロームコースに入った。一本橋と交互に練習して、最後にCコース走行。
一緒に教習を受けてた女の子が下手っぴで、教官はその子に付きっきり。
ってか俺は?
やっぱ放置プレイかよっ!
まあ、うるさいコト言われなくていいんだけどね。
そんなんであっという間に前半終了。
2時間あったので近くのマックで昼食。
後半は例のCコースの練習。
メンバーが替わり、また女の子だったがその子は第一段階の見きわめらしい。
めっちゃ緊張してるようで、ウォームアップ走行開始でいきなり後ろから
ビィ〜〜〜っ!!
スターター(右)とホーン(左)のボタンを間違ったらしい。
もう泣きそうになってた (ToT)
ウォームアップはスラロームと一本橋の外をグルグル走るだけなんだけど、気が付くと後ろの子がミラーに映らない! 10km/hくらいで走ってる。
すぐ周回遅れで追いついてしまい、俺も超低速走行を強いられる。
一本橋の練習かっ?
誰かブルーフラッグ振ってくれ!
その後はひたすらCコースを走って練習。
ウィンカーの出し方とか、交差点の進入とか、進路変更とか、 細かい説明を受けるが、教習所のコースだと全然実感がない。
出来るかなぁ?
相変わらず低速走行気味にコースを何度も走って今日はおしまし。
もう一人の子は見きわめをクリアしたらしい。
こんな程度でいいのかぁ。まあ、よかったね。
俺も次回は見きわめらしくて、それをクリアすると第二段階開始らしい。
spiff : 『同じ日に第二段階の予約入れられないんですか?』
受付ねえちゃん : 『見きわめ落ちたらキャンセルになりますよ』
spiff : 『それでもいいです』
ってか、落ちねぇよっ!!
第二段階の一発目は例の
『シュミレーター×』らしい…
ROUND
7
教習第5日目
今日は第一段階見きわめだった。
午後の時間の予約がいっぱいで、9時30分の教習。
眠い〜
でも、この時間は自分一人で気楽に乗れた。
例のCコースを何度か走って、教官は後ろから追走していた。
今回は見きわめということで、教官の指示とかアドバイスはなくて、ただ黙ってついて来るんだけど、 なんか気になる。
でも、普通に走って見きわめ終了。普通に合格。
教官 : 『確認が若干あまいかも知れません』
気を付けよう。
見きわめに合格して、後半は
『シミュレーター○』での教習。
一緒に教習を受けてた兄ちゃんが『ミニKONISHIKI』。
体重100+kg(推定)で足のサイズが29cm。
例の『上履き』に合うサイズがなくて、洗ってきれいにしたスニーカーを持参していた。
教室に入ってから教官が暖房のスイッチを入れたからはじめは寒い…
しかし、ミニKONISHIKIは すでに滝のような汗!
J○○fの姿が脳裏をかすめた!見てるだけでこっちも暑くなりそう。
『路上運転にあたっての注意と法規走行』ということで、これから第二段階での実車走行の注意点を聞いた。
でも、やっぱ『ハングオン』だと実感がない。交差点で左右を確認しても見えるわけがないが、
教官 : 『一応左右を確認して下さい。首を振るだけでいいです。』
spiff : 『はい…』
首振り人形かっ!
ウィンカーを出すタイミング、後方確認をするタイミング、ウィンカーを消すタイミングなどを練習する。
教官 : 『後方確認は指示を出してから3秒後に行って下さい』
spiff : 『はい…』
教官 : 『と、警察署から厳しく言われてますが、
実際はそこまでしなくていいです』
教官の本音トーク炸裂!
まあ、それが現実だろうけどね。
ミニKONISHIKIは体重のせいでシミュレータが中立しない。
で、足をフロアについて『ハングオン』! 車体がギシギシ音を立てる。
これって重量制限ってないのかなぁ?
壊すなよっ!!
ROUND
8
教習第6目
午後3:20からの教習に行くために運転中、トラブルがっ!アクセルを踏んでも進まない。
1速は動くが、2速にシフトアップするとギアがかまなくて回転数が上がるだけ…
教習所まで行くのは無理と判断してキャンセルの電話を掛けて、1速のまま帰宅。
日曜日はサービス工場が休みのため翌日、月曜日に連絡して車を取りに来てもらう。
冬休み前のこの時期に車がなくなるのはとても痛い…
スノボ行けないよ
次回の教習は年明けの11日までない。
あけおめ!
とゆーワケで、年が明けて1発目の教習。
まだ車が修理から戻ってこないので原ちゃで教習所まで走る
が、これが寒いっ!
教習所内では出しても40km/hだから寒さを感じなかったが、公道を走ると 法定速度+αの速度で走るから風が冷たい。
やっぱ冬はバイク乗らねぇな…
12月最後の教習から第2段階に進んだので新しいDコースになったんだけど、3週間もあいたので すっきり忘れてしまった!
やべぇ〜
第2段階に入ったら、法規走行ということでウィンカーと確認が面倒くさくなってきた。
1.ミラー
2.合図(ウィンカー)
3.ミラー
4.目視
で、曲がる。
ってか、ミラー、合図、ミラーって1回の動作で終わるじゃん!
でもミラーを見て、合図を出すときはもう1度前を見てから、またミラーを見ないとダメらしい…
やっぱ首振り人形状態。
とりあえず『これで文句はないだろう』ってくらい頭をブンブン振ってみた。
すると、
教官 : 『今度は確認がよく出来てましたね』
spiff : 『はぁ…』
こんなんでいいのか?
なんとかDコースを思い出して実車での教習は終了。
次はシミュレーター教習だ。 この時間は俺一人でまったり教習を受けた。
前回のシミュレーターの教官と違って今回はしっかり説明が入って退屈はしなかった。 カーブのRとスピードの関係を復習して、次回のシミュレーター教習であるいろんな路面状況と危険を 予測した運転の予習だった。
路面の色が変わっているところが何ヶ所かあって、それが未舗装、 鉄板、ウェット、マンホールのふた、といろいろあるんだけど言われないと分からんくらいの絵で、 ウェット路面でいきなり転けた!
マンホールのふたでも転けた!
鉄板でも転けた!
ってか、こんなに転けてたら 公道で乗れんよっ!
こんなんよりも交差点の横断歩道とかの白線のほうが滑ると思うんだけどなぁ…
教官に言ってみると、
教官 : 『白線も滑りますけどこのシミュレーターにはありません』
それでいいのかよっ!
その後の危険予測は普通に走っていると問題ない。
右折車線のトラックの陰に対向側の右折車が急に曲がってくるとか、右にウィンカーを出していた車がいきなり左折するとか、ありがちな内容だった。
難しいこともあまりなく、あっという間に終了。
ROUND
9
教習第7目
1月17日 気象情報 太平洋上を発達しながら東に進む低気圧の影響で、西日本や関東地方では17日から 18日にかけて雪が降り、太平洋側では平野部でも積雪の恐れがあるとして、気象庁は 交通機関の乱れや路面凍結に注意を呼び掛けた。 気象庁によると、低気圧は17日夜に関東の南海上を通過する見込み。17日午前10時 までの主な積雪量は阿蘇山(熊本)で55センチ、矢木沢(群馬)8センチ、河口湖(山梨) 6センチ、箱根(神奈川)5センチなど。 18日明け方までに予想される降雪量は、東海、甲信地方の平野部で5センチ、山沿いで 10-15センチ。関東地方の平野部では2、3センチ、山沿いでは10-15センチ。
今度は雪かよっ!
と思ったが、予想よりも降雪が少なくて朝には晴れて雪も残らなかった。
天気にはいつもツイてる。
朝、8:30からの教習でまずはカーブの安全走行という課題でカーブのパイロンを一定速度で 抜けるというもの。
狭い上に路面が濡れてるから余計に緊張する。
まあそれでもなんとかこなして 次は回避。
直線を走って教官の指示に従って右、左または真ん中に走って停まる。
教官 : 『白い旗を揚げたら右、赤は左、両方は真ん中です』
spiff : 『はい』
何てことはなかったが、最後の走行の後に、
教官 : 『ちゃんと見てましたか?』
spiff : 『えっ?』
よく見ると左右の旗を持ち替えてる!
引っかけかよっ!!
それって運転技術の問題じゃあねぇだろ!ふざけるなっ!
って思ったけど、ここは抑えて黙っている。
そんなんで前半は終了。
後半は第2段階見きわめの教習生といっしょでまた『放置プレイ』だった。
たまに合流して課題をこなしたが、急制動は路面が濡れていて毎回リアをロックしそうになる。 バイクにこそABSが必要なんだなぁとつくづく思った。
コースも覚えてひたすらグルグル
しかし、4輪の教習車は遅い!!たまに後ろに追いつくとメーターの針が動かないくらいの速度で 走ってる。
もちろん教習所内では追い越しなんて出来ない。バイクにとってあの速度で走るのは とても不安定で、迷惑。たまに4輪の教官が窓から手を出して先に行かせてくれるけど、大抵の 場合は2速、半クラで我慢しなければならない。
一般道でそんな走りするなよっ!
教習が終わり、予約を取りに行くと、来週の日曜日の予約がいっぱいで次は2月1日しか取れなかった。
ROUND
10
教習第8目
シミュレーター&学科教習。
学科? 普通免許持ってると学科は免除じゃあなかったんだっけ?
よく分からないまま教習所へ 向かう。
前日までのスノボ&酒飲み&寝不足で頭がボーっとしている…
危険を予測した運転。
シミュレーターでいろんな危険な状況を体験して、その後にどんな対応を すべきか話をするというコトだった。
ところが!
教官 : 『シミュレーターのあとはディスカッションです』
spiff : 『はぁ〜っ!?』
1人ディスカッションかよっ!
教官 : 『本来なら2〜3人でお互いのシミュレーター運転を見て
話し合うんですが…』
だろうなぁ…
ところが、世間話ばっかでなかなか教習が進まない。あきらかに時間を持て余している。 どんな仕事をしてるか、買うバイクは決まっているかなど教習と関係ない質問攻めにあう。
教習生が1人のときの対応ぐらい考えとけよっ!
その後も何度かシミュレーターに乗ってダラダラと運転する。
教官 : 『あと実車教習2回で卒検ですね』
spiff : 『えっ?あと教習券1枚しかないんですけど…』
教官 : 『オーバーしました?』
spiff : 『いいえ(するワケねぇだろっ)。』
教官 : 『今日の1枚であと2枚残ってるはずなんですけどねぇ』
spiff : 『えっ、今日1枚?2時間で2枚出したんですけど…』
教官 : 『今日はシミュレーターと学科で1枚だけですよ』
spiff : 『はぁ〜っ!?』
聞いてねぇよっ!
ってか誰かちゃんと説明しろっ!
ま〜ったりした教習が終わり、帰りに予約カウンターで教習券を1枚返してもらい最後の予約を入れた。
ROUND
11
教習第9目
今日で教習はおしまい。
今回も他の教習生はいなくて自分一人だけ。
今日の教官は全くやる気がなさそう。
ウォームアップ走行を10分近くやらされた。
人の名前を覚えない。
態度がデカイ。
まあ、今日が最後だからそんなことは無視!
が、なぜか大型免許でやる『高度なバランス走行』という項目が始まった。
まずは波状路。はじめてだったが案外こなせた。
ところが、
教官 : 『姿勢が悪いねぇ』
『クラッチがあまいねぇ』
『ダメだねぇ』
どこがどうダメなんだよっ!
ってか、どうせ卒検でやらないんだからいいじゃん!
次に小回転。ハンドルをいっぱいまで切ってアクセルとクラッチ、リアブレーキでゆっくり回る。 これはさすがに難しかった。
苦戦してると、
教官 : 『よく見ててね、ほ〜ら』
『じゃあ次行きます』
spiff : 『えっ?』
って、見せるだけで指導はナシかよっ!
ってか、それ見せたかっただけだろ!
やるだけやらせておいて、それでおしまいってどーゆーことだよっ!
意味ないじゃん!
後半は見きわめで、基本的に自分が走って教官が後ろをついて走りを見られる。
教官 : 『姿勢が悪いねぇ。ヒジが張りすぎ』
spiff : 『こんなんでいいですか?』
教官 : 『上体の力抜いて、もっとワキを締めて!』
ヒジが内側向くまでグイッと押さえつけられる。この姿勢で力抜けってか?
そんな不自然な格好で力抜けねぇよ!
それに『ワキを締めろ』って高校野球かよっ!
1周すると教官は発着点で停まって次は自分一人でコースを何度も回る。
たまに発着点の 教官を見ると走ってる俺なんか全然見てない!
てめぇ、ちゃんと仕事しろよっ!
まあ、ウルサイこと言われなくていいんだけど、終わると、
教官 : 『走りにメリハリをつけて。直線では40km/hは出して
カーブ前で減速すること』
spiff : 『はい…』
ってか、誰も見てねぇから5〜60km/hも出しちまったよ!
教官 : 『課題コースに入る前はしっかり減速して、
出るときは大回りをしないように』
spiff : 『はい…』
ってか、ステップを縁石に擦るくらい小回りしてるよっ!
ってか、てめぇ見てねぇだろっ!
見きわめ落とされてもイヤなので黙って聞いて、これで全教習が終了!
仕事の都合で再来週まで卒検が受けられない。どうせ受けるんだったら空いてる平日にと思い 木曜日に予約を入れた。
早速有給取らなきゃ!
FINAL ROUND
卒検
今日でやっと終わった。
社会人で、月曜日定休&年末年始がっつり休みと、やる気ない教習所の おかげで約4ヶ月もかかった。これでもう行かなくていいと思うとホっとする!
長かったなぁ〜
9:40から検定の説明が始まった。
減点の対象、検定中止の対象を聞くがひたすら中止の部分を強調して脅かしにかかる。
− 暴走
− 転倒
− パイロンに接触
− 停止線オーバー
− 一本橋から落ちる
など…
精神的なプレッシャーを与えてるつもりかっ?
最後に検定コースが渡されて見てみると第2段階で走ったコースとほぼ同じで覚えるのは簡単だった。
検定開始は10:30。始まるまで30分も時間があって、朝早かったからロビーで居眠りしそうになった!
中免の検定は5人で、自分は4番目に走ることになった。他の人の待ってる時間が長く感じたが、 いざ自分が走ってしまうとあっという間に終わった!
しかし、急制動で、
教官 : 『前ブレーキが早かったのでもう一度』
spiff : 『はい…』
やり直し? まじかよっ!
次は自分の体がパイロンを通過するくらいでブレーキを掛けてみた。
教官 : 『OKでしょう。』
spiff : 『はい…』
ってか、これでダメ出し食らってたら暴れてたぞっ!
全員の検定が終わって30分くらいしたら合否発表が始まった。
まずはまた脅かしが入る!
教官 : 『不合格の方は補習を1時間受けてもらいます』
全員 : 『………』
検定の内容を聞く。
教官 : 『急制動の後、発車するときウィンカー出しませんでしたね』
spiff : 『あっ…』
ってか、やり直しなんかやらされて忘れちまったよっ^^;
他の人もいろいろ減点された箇所を伝えられていたが、まあそれでも5人全員合格。
まだ終わらない!
午後には『卒業式』があるらしい。
近くのマックで昼飯を食べて、14:20から卒業式が始まった。
入校式でキョドってた『校長』の話から始まったが、前回同様、声が小さくて何言ってるのか分からん。 さらに眠気が増す。周りを見るとやっぱ寝てるヤツがいる!
中にはイヤフォン付けて音楽聞いてる女もいた!
さすがにそこまでは出来なかったが、俺も話は聞くフリだけしていた…
担当が代わってやっと修了証書など書類が配られて、免許所得の説明が始まった。
この辺はしっかり聞いていたが、何度も寒〜いジョークをかましてくれて完全に聞く気が失せた。
今日はもう免許センターの受付が終わっているので、明日書き換えにいくことにした。
タイミング良くバイクの車検も今日終わって、任意保険の手続きも明日出来るハズ。
日曜日には『中免ライダーspiff』が走ってる、
と思ったら日曜日は仕事が入ってしまった…
山が白くなくなったらバリバリ乗り回すぞ!!
ぱらりらぱらりら〜♪
おしまい
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